【Lightroom】GPU支援を利用して画像書きだしを高速化する方法

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Lightroom Classic CCの2022年6月のアップデートにて、画像書き出しのGPU支援に対応しました。

今回は画像書き出しのGPU支援を有効化する方法と、書き出し速度の差について説明していきます。

画像書き出しのGPU支援を有効化する

GPU支援が設定済みか確認する

1.上部メニューの「編集」から「環境設定」を開きます。

2.「パフォーマンス」タブをクリックします。

3.CameraRawのステータスを確認します。

ステータスに「完全アクセラレーションをサポート」と表示されていない場合、以下の操作を行いGPU支援を有効化します。

GPU支援を有効化する

1.以下の設定を変更後、「OK」を押して環境設定を閉じます。

  • 「グラフィックプロセッサを使用」を「カスタム」に変更
  • 「書き出しにGPUを使用」にチェック

以上で設定が完了です。

書き出し速度比較

20メガピクセルのRW2形式のRAW画像(編集済み)100枚をJPEG形式(品質85)で変換した際の書き出し時間です。

書き出し速度を比較した結果、GTX1650はRyzen9 5950Xと比べて10秒ほど速くで処理が完了しています。RTX3060ではRyzen9 5950Xの約半分ほどの時間で処理が完了しています。

検証に使用したすべてのGPUでRyzen9 5950Xを超える性能はあるようです。

ちなみに記事公開地点でのRyzen9 5950Xとの価格差は以下の通り

  • GTX1650(2.6万円)とRyzen9 5950X(7.7万円)で5.1万円
  • RTX3060(5.6万円)とRyzen9 5950X(7.7万円)で2.1万円

今回の結果や価格差から、Lightroom用PCを購入する際はGPU性能に比重を入れるとコスパが良さそうです。

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