1080P(フルHD)対応のモニターやテレビへSwitchを接続した際、480Pや720Pでしか出力できない現象が発生したことはありませんか?。
私の環境では「EIZO ColorEdge CS2410」に、HDMI用の音声分離器経由でSwitchを接続した際に同様の現象が発生したことがあります。
今回は、その問題の解決に使用した EDIDエミュレーター「EVanlak(1080P版)」をレビューしていきます。
外観



対応解像度
参考までにCS2410とEVanlakを組み合わせた場合の対応解像度は以下の通りです。
1980×1080 |
1600×1050 |
1600×1200 |
1600×1024 |
1600×900 |
1440×1080 |
1440×900 |
1400×1050 |
1366×768 |
1360×768 |
1280×1024 |
1280×960 |
1280×800 |
Switchの映像解像度を1080Pに変更する方法
以下の手順でSwitchの映像解像度を1080Pに変更します。
1.モニター側にEVanlakを接続し、HDMIケーブルを接続します。

2.Switchを起動し、「設定」を選択します。

3.「テレビ出力」を選択し、「テレビの解像度」を選択します。

4.1080Pを選択します。

以上で設定完了です。
使用してみた感想
良い点
解像度問題を簡単に解決できる
うまくモニターの解像度が認識しない場合でも、EVanlakを間に挟むだけで簡単に解決できます。
ケーブルが増えない
電源不要でケーブルレスなので、ケーブル管理が楽です。
微妙な点
HDCP非対応
コンテンツ保護技術のHDCPに非対応のため、動画配信サービスやテレビ放送の閲覧に使用できません。また、PS5やXbox SeriesS/XなどのHDCP対応ゲーム機で使用する場合は、HDCPを無効にする必要があります。
モニター情報が変わる
EDIDを偽装する関係上、モニター情報が変わります
PC側のモニター設定を再設定する必要があるので注意が必要です。
まとめ
Switchから1080P出力ができない問題を簡単に解決できる便利なアダプターです。
ただ、HDCPには対応していないので動画配信サービスやテレビ放送などのコンテンツ保護がかかった動画を見る際には使えないので注意が必要です。
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