マウスのチャタリングを一時的に治す方法

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マウスの調子が悪くてチャタリング(一回だけ押しだけなのに何度もクリックしたことになる現象)が起こることがありませんか?

この症状が出たらマウスを買い換えるか修理するしかないのですが、なんらかの事情ですぐに買い替えたり修理に出せないという状況に陥ってしまうこともあるはず。

今回はそんな事態を解決する方法として、「ChatteringCanceler(マウスチャタリングキャンセラ)」を使ってチャタリングを一時的に治す方法を紹介します。

注意
この方法はマウスのチャタリングを一時的に誤魔化しているのにすぎません。買い替えや修理の目処が立つまでの使用に留めておいてください。

「ChatteringCanceler」の使用方法

1.「ChatteringCanceler」の最新版をダウンロードし解凍します。

2.「ChatteringCanceler.exe」を実行します。

3.タスクバーの「ChatteringCanceler」のアイコンを右クリックし、設定を開きます。

4.チャタリングしているマウスのボタンの設定を変更します。

特に問題がない場合は初期設定推奨。

設定項目

ボタン設定内容

Down-Up 間隔測定方式

指定した時間(mSec単位)より短い間隔のクリックを無視します。あまり大きくすると反応が悪くなるので注意。

イベントディレイ方式

ドラック失敗に多発する場合におすすめの処理方法。シビアなタイミングが要求される作業では不向き。最大でも40~60mSec推奨。

ハイブリッド方法

チャタリングがひどくなってクリックが分割されてしまうような場合には、お勧めの処理方式。あまり数字を大きくすると、クリックの合間にドラッグが挟まるような反応になるので注意(最大でも100mSec推奨)。

オプション

監視対象

マウスカーソルの引っ掛かり、クリック反応遅れがひどい場合に使用します。変更する場合は最高でも「高」まででの使用を推奨。

タブレット

ペンを使用した時、チャタリングの監視をするか設定します。チェックONで、ペンストロークを監視対象から外します。マウス左ボタンの監視は、ボタンごとの監視設定に従います。

同時クリックキャンセル

ホイールクリックと同時に左右ボタンが押されてしまう場合に使用します。

カーソル高速移動キャンセル

マウスカーソルが脈絡なく吹っ飛ぶ動作を緩和します。一度のカーソル移動で指定ピクセル数以上移動した場合、移動をキャンセルします。

逆スクロールキャンセル

ホイールスクロール終了時、スクロール方向と反対側にスクロールが戻る現象を緩和します。スクロール方向を反転させた時に無視する時間を指定します。

以上で設定完了です。次はWindowsのログオンと同時に「ChatteringCanceler」を起動させる方法について説明します。

スタートアップへの登録

1.適当な場所で「ChatteringCanceler」のショートカットを作成します。

2.「C:\ProgramData\Microsoft\Windows\Start Menu\Programs\StartUp」に 1.で作成したショートカットを移動させます。

これで作業完了です。

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